曖昧に回帰

曖昧に気持ちを記録

変わらぬ読書感想文

 

 

変わりなく読書をしている。代わり映えがない。

 

 

面白かった。国内最高峰と言われる東京藝大大学院に入った四人の苦悩と成長。
数年に一度の天才のための礎になればいいってえぐい言葉だよなあ。
東大に入った人が高校までは天才だともてはやされていたのに東大に入った途端に自分は凡人で何者でもないと知ったって言ってたのと同じ感覚になりそう。
一章主人公のまひるは他の同級生を大学から藝大にいる天才だと思っているけれど、各々浪人した末のやっと掴んだ入学だったりする。
最後に珍念の夢が描かれていたのがすごく良かった。

 

 

小川さんは博士の愛した数式しか読んだことがないんだけど、ああなるほどなと思った。
なんというか、このエッセイが書けるから博士の愛した数式ができんだと思う。
色んな話に小説の話が出てきて小川さん自身が小説が大好きなんだなあと感じる一冊。どれも面白そうでメモとった。

 

 

 

アマプラに入っていたら読めるっぽいので読んでみてほしい。短いし、オチが良い。
森さんも好きな作家の一人。カラフルが大好きです。

 

 

 

アンリミで読めるので読んで欲しい。
似てるんだけど、似ていなくてお互いに思うところがあるのが面白い。
カーブスの話めちゃくちゃ笑った。

 

 

 

代わり映えはないけど、変わらずぼちぼちと読書中。
そろそろ積み本をなんとかしたほうがいいし、本棚も整理したほうがいい。本棚に本が入りきらない。
なんとなく源氏物語を読みたくなってきた。定期的に読みたくなる。源氏物語
光源氏クソだと思うけど、一番かっこいいと思う。出てくる男性の中で。
あれを頭の中で構成して繰り広げた紫式部はすごいよなあ。今では到底叶わない昔の人の雅さや究極の金持ち(という概念なのか?)の生活もすき。

 

 

そんな感じ。